紅い狐の心のこもらない話

いつものこと、よくあること、日常のこと、そんなことを思うままに書いていきたいと思います。

・・・仮装の時、来たれり!

お題「ハロウィン」

いくら時節柄この話題が近いからとは言え、余に仮装の真髄を語れと申すようで、何年も東京のハロウィンを見てきた身からすると、汝らなんでそんなばっかりするのじゃ!ww

ああああああああ余はこのが許せない!

安易だ!実に安易であり、しかも軽薄であるぞ!

そなたらがどこぞの密林とか楽しい天国から手に入れてきたのか知らぬが、何だその安っぽいありきたりなキャラクターの衣装は!おまけに百鬼夜行だからって右も左もアンデッドメイクばかりしおってからに!ハッキリ言って似合ってないしみっともないぞ!

もっとこう、 闇 の 眷 属 っ ぽ さ をだな!妖怪や幽霊や悪魔の類の仮装だということを前に押し出すのだ!

普段そなたらはピッカピカのキラッキラにおめかししてるくせに、ハロウィンだからってマリオだのだの、どこの国のかよく分からん民族衣装とかJK制服ゾンビのどこに萌えるかこの痴れ者が!

余が求めるのはトラッドでゴシックな衣装であって雑な造りの衣装ではない!

和洋の如何はこの際問わぬが、誰彼構わず現代のキャラクターに頼り過ぎであるぞ!もっと自分自身の素材の力というものを信用することも必要で、そなたらは余よりも財産もあるくせに何故にハロウィンの時だけみすぼらしい衣装にするのか理解出来ぬわ!

仮装をするなら芸術的と申したい!

それこそ東京には様々な地域から人が集まってくるのだから、自分たちの故郷にまつわる怪談や伝説の人物に準えた衣装であったりアクセサリーを製作して、それを自分たちの思うままに着こなせばそれだけで十分に仮装になるのだぞ?

いくらでも金をかけても良いと言うなら、余ならば母上の故郷にかつて実在した伝説の女傑が纏ったとされる、表が瑠璃色、裏が深紅のマントを一枚物で製作し、妖の都に翻したいものぞ。全く金持ちのくせにこういう時に途端にみっともなくなるとは情けないぞよ(・´ω・)<ホントウニナサケナイニモホドガアル

そして更にもう1つ言えばだな、魔法使いの仮装をしている者についても一言述べたいと思ってて、ハリーポッターシリーズの影響か知らぬが、魔法の杖が小さいことも余は気に入らない。

大体だな、魔法使いの杖というものは基本的には長物であって、それ自体が打撃武器になったり、或いは体を支えるための道具であったりする物なので、一般に市販されてる物を加工して魔法の杖にするというのなら野球のバットが最適だ。アレは良いぞ、軽くて丈夫だし、打撃武器にも使えるし、そこそこ太さもあるから、先端を除いて握りやすい形状に削ったら金属の台座と水晶玉なんかを付けても良いな♪

何?そんなものをどうやって作るのかだと?

予算と納期にもよるが木工旋盤や精密金属加工の工房はネットで探せばすぐに出てくるぞ。

お箸にグルーガン塗りたくってキラキラビーズで魔法の杖の出来上がり☆なんてものは子供のおもちゃも同然だ。

 

【本日の言葉】

コスプレは 手抜き許さぬ パリピども いい歳こいて 児戯は恥ずかし