紅い狐の心のこもらない話

いつものこと、よくあること、日常のこと、そんなことを思うままに書いていきたいと思います。

今日の出来事(巻き舌)

お題「今日の出来事」

皆の者。

しばらくだったな。

縁結びの神、闇の眷属、暁煌と夕闇の精霊、影衣の吸血鬼、紅い狐の余は帰ってきた。

 

 

昨年は波乱に満ちた年となったわけで、全く更新が出来なかったわけだが、長い人生こんなこともあるだろう。死なないだけまだまだ大丈夫というわけだ。

今年からは自分の人生に、自分にとってのつまらん汚点を作らぬように、今まで以上にやっていくつもりだが、その為にも今抱えている課題を全てクリアにしよう。

 

 

さて、前置きも長々と述べていると今日が削がれる。

お題スロットで復帰の記事を認めるとしよう。

 

今日の出来事、というよりかは土曜日からぶっ続けで起きているので日付的な意味ではない「今日の出来事」になる。

なに?日付が変わったらそれ以前は昨日だと?

 

 

 

     馬   鹿   者  !

 

 

 

寝るまでが今日だと日本のラップユニットが言っているから余が起きている限りは天地がひっくり返っても今日なのだ!

 

というわけで出来事をつらつら書いてやる。

 

・夜の街で起きた三角関係(ポロリあり)

土曜日の晩、六本木に繰り出した余が見たものは、若い男と呼ぶには少々幼い、小僧と言った方がしっくり来る、生意気が服を着て歩いているようなのが二人、同じ女を巡って取っ組み合いの口論を繰り広げていた。

白い服の小僧曰く

「どうして俺の女に手を出すんだ!親友だと思ってたのにふざけるな!」

黒い服の小僧、答えて曰く

「だってしょうがないじゃん、お前と付き合ってるわけじゃないんだし俺だって好きなんだから!」

と周りの迷惑を顧みることもなく、あちこちの置物もなぎ倒しながら取っ組み合っていた風景を目撃していたのだ。

 

余は思うに、共通の女を好くのは誰に遠慮するものでもないのだが、それを理由に互いに傷付け合う事があっては、男の名折れ、女もそのような乱暴や狼藉を働く男の傍に在ってはおちおち眠ってもいられないことだろう。

いっそ両者共倒れにでもなれと思いもしたが、それでは三者共に心に傷を負うだけで何の得もドラマもない。

故に余は考えた。共通の女を巡ってのバトルにおける本来のあり方というのは、男らしくカラッとしていて、どちらがより女の心を射止められるかに主眼を置くべきではなかろうか。

お互いが長い時間を掛けて切磋琢磨しながら、最後に女が共にすべきと思った男のところにいけばいいのだ。

従ってそれが出来ないうちは、年齢の上で成人していたとしてもまだまだ未熟であり、好きだの愛してるだのと口にする資格はないのだ。

取っ組み合いをやっていた小僧どもには、そういう理屈を理解してもらいたいと思うし、何より六本木という土地柄、深夜は割と無法地帯で警察もてんやわんやだから、出動しているところにタイミングよく、というか目の前で投げ飛ばしたりすればお縄に付くのは当然なわけで、そうした事を考えてやってもらいたい。

 

そう思いながら争いの行く末を見ていたら、案の定警笛の音が鳴り響き、警察官の口からホイッスルがポロリと落ちたのであった。

警官「そこの二人!離れなさい!」ピピピピピピ!

駆け足で警察がやってくる!小僧二人ピンチ!

 

 

と、思っていたら道路を挟んだ反対側のところでの出来事で、警察が追っていた人物は路地の中に逃げ込んでしまったのであった。

 

 

自分の事じゃないにしても、穏やかにやってもらいたいものだ、全く。